2025年4月6日(日)大阪府豊中市の176BOXにて「BODYMAKER presents GLADIATOR 030」が開催された。
↓12~15試合目の試合結果はこちら↓
第18試合×ルキヤvs○神田
メインイベント バンタム級 5分3R
×ルキヤ(正道会館 大河道場)
○神田T-800周一(パラエストラ広島/6代GLADIATORバンタム級王者)
→2R 4:20一本(肩固め)
16歳の無敗フィニッシュ率100%のルキヤと34歳の元王者神田が激突した注目の一戦。
1R、打撃の攻防の中で神田が組み付く。
そのまま壁際に押し込むも、ルキヤが上になる形で神田が床に背をつける。
そのままルキヤがバックをとり、チョークを狙うも決まらない。
神田、ルキヤを持ち上げて落とし、ルキヤ壁に背中をつける形に。
壁際に押し込み、上からパウンドを落として1R終了。
2R、序盤打撃で前に出るルキヤに神田が組み付く。
ルキヤがバックを狙うも、神田が上になる状態に。
上からパウンドを落とし、そのまま肩固めをセット。
ルキヤがタップして試合終了。
試合前「ルキヤ選手の打撃は危ないと思うが、寝技の展開を見たことがないので楽しみ。組みの経験はまだ足りないと思う」とルキヤの印象を語った神田。
その言葉通り組みの展開で圧倒し無敗のルキヤに初黒星をつけた。
神田勝利後マイク
「若さとか勢いとか、めちゃくちゃ怖いです。でもここまでやってきたことを信じて今日は頑張りました。日本中のおじさんとおばさんと、今日は乾杯したいと思います!グラジエーター最高!」
試合前は「自分はまだ『雑に若手にあてられるベテラン枠』じゃない」と語っていた神田。ファイトボーナス30万円が贈られた。
第17試合○小森vs×ガンドルフィ
ライト級 5分3R
⚪︎小森真誉(ロータス世田谷/第5代GLADIATORライト級王者)
×ナウエル・ガンドルフィ(チームラカイ/フィリピン)
→判定3-0
1R、ガンドルフィがローを蹴りながら前に出るも、小森組みついてケージに押し込み首相撲からヒザ蹴り。
ギロチンを仕掛けるガンドルフィに対し冷静に対処。サイドから細かいヒジ、パンチ、鉄槌を落としながら優位にラウンドを進める。
2R、小森はジャブとヒザ蹴りでプレッシャーをかける。
ガンドルフィのテイクダウン狙いを切り返し、逆にテイクダウンに成功する。
ハーフガードからガードに戻されるも、ポジションを保ちパンチや鉄槌をコツコツと当て続ける。上からの攻撃で試合の流れを掴み続けた。
3R、小森ケージ際で組み勝ち、再びトップを奪取。
前転するガンドルフィを抑え込み、ガード内からパンチとヒジを落とす。
終始ガンドルフィの動きを封じ攻撃を続けた小森が判定勝利を決め、グラジエーター2連勝を飾った。
第16試合×岩倉vs○ダギースレン
ライト級 5分3R
×岩倉優輝(NICE BAD GYM)
⚪︎ダギースレン・チャグナードルジ(shandas MMA Fitness Center)
→判定0-3
1月の大会でチハヤフルズッキーニョスに勝利した岩倉と、パンジェヒョクに敗北をきしたダギースレンの一戦。
1R、ダギースレンが蹴りを駆使して距離を取りつつ攻撃。
岩倉はプレスをかけて組みを狙い、ケージに押し込む場面も。
スピニング系の攻撃を見せるダギースレンに対し、岩倉は右ストレートやダブルレッグで応戦するが、テイクダウンは奪えず。互いに距離とタイミングを探る展開で終了。
1R終了時点でダギースレン肩で息してやや疲れている様子が見て取れる。
2R、ダギースレン打撃と飛びヒザを織り交ぜ、岩倉の顔面を捉える。
岩倉は組みを狙ってケージへ押し込むも、テイクダウンには至らず。
終盤にはバックを取られかけるが、スクランブルでトップを奪取。
互いに主導権を譲らない攻防が続いた。
3R、岩倉が打撃から組みを仕掛けるもダギースレンは切り返す。
ダギースレンカウンターで岩倉を捉え、打ち合いへ。
ケージ際ではダギースレンが首相撲や組みの攻防で上回り、最後まで激しいスクランブルを展開。
判定でダギースレンが勝利。
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