ついに今週末!UFCシンガポールに出場する日本人選手と対戦相手のプロフィールまとめ

ついに今週末!UFCシンガポールに出場する日本人選手と対戦相手のプロフィールまとめ

2023年08月26日に行われる『UFCファイトナイト・シンガポール』まであと一週間を切りました!
日本から木下憂朔選手、風間敏臣選手、中村倫也選手が出場するという事で、普段のUFC大会以上に楽しみにしている方が多いんじゃないでしょうか。

今回の記事ではUFCファイトナイト・シンガポールに出場する日本人選手と対戦相手の情報をまとめておきたいと思います。

木下憂朔 x ビリー・ゴフ (ウェルター級)

木下憂朔プロフィール

名前木下憂朔
出身地日本
戦績8戦6勝2敗
年齢23歳 (2000年8月21日生まれ)
身長183cm
所属キルクリフFC (元パンクラス大阪稲垣組)

パンクラスとDeepで5戦5勝、しかも全て1Rフィニッシュという圧倒的な戦績を残しています。その中には村山暁洋選手や高木健太選手といった実力派ベテラン選手も含まれており、国内ウェルター級で敵なし状態の強さを持つ選手である事は間違いありません。

RIZINにも一度参戦しており、住村竜市朗選手と対戦しています。試合は木下憂朔選手が圧倒的な強さを見せつけての2RTKO勝利でしたが、フェンス掴みがあったという事で試合後に木下選手の反則負けに結果が修正されてしまいました。それまで無敗だっただけに個人的にはノーコンテスト扱いでいいのではと思ったんですが、RIZIN内で規定があるようなのでこればかりは仕方ないですね。これがその際の試合動画になります。

その後、2022年8月30日に行われたダナホワイトコンテンダーシリーズに出場し、Jose Henrique Souza選手と対戦。Jose Henrique Souza選手は身長191cm・リーチ201cmとウェルター級の中でもかなり恵まれた体格を持つ選手で、試合前はその体格差が心配されていましたが、結果は木下選手の3RTKO勝利。無事UFCとの契約を掴み取りました。

しかし2023年2月5日UFCデビュー戦となったアダム・フューギット戦では残念ながらキャリア初のKO負けを喫し、今回が約半年ぶりの再起戦となります。

ビリー・ゴフプロフィール

名前ビリー・ゴフ
出身地アメリカ
戦績10戦8勝2敗
年齢25歳 (1998年6月18日生まれ)
身長177cm
ファイターになる前の仕事ボートの製図者
憧れのヒーローモンキー・D・ルフィ

2022年4月2日に行われたダナホワイトコンテンダーシリーズで勝利しUFCとの契約を掴み取り、今回がUFCデビュー戦となります。

ダナホワイトコンテンダーシリーズの試合では1R早々にハイキックでダウンを喫するもそこから脅威のリカバリー力を見せ、左右の連打でフィニッシュ勝利を収めました。一部では「逆転男」とあだ名がつけられ、そのタフさが注目されていました。

Bellatorでも2戦2勝の戦績を上げており、CESという団体ではミドル級チャンピオンの座に輝いています。こちらがそのCESタイトルマッチのハイライト動画なんですが、この動画でも1Rは結構追い込まれているように見えるんですが2RにTKO勝利を収めています。

試合動画を見てもかなりタフな選手であることが伺えます。ダウンを取られてもそこから粘れる選手なので面白い試合になりそうですね。

風間敏臣 x ギャレット・アームフィールド (バンタム級)

風間敏臣の戦績・プロフィール

名前風間敏臣
出身地日本・茨城県
戦績13戦10勝3敗
年齢26歳 (1997年5月15日生まれ)
身長170cm
所属和術慧舟會HEARTS

パンクラス第27回ネオブラッド・トーナメントのバンタム級優勝者です。

2019年全日本ブラジリアン柔術選手権アダルト紫帯オープンクラスで準優勝など柔術家として数々の実績を携え、2020年にプロMMAデビュー。2020年7月にデビューし半年間で3試合、2021年は5試合、2022年は4試合と、ハイスパンで試合に出続け、デビューから3年もたたずしてRoad To UFC出場のチャンスを掴みました。

Road To UFCでは決勝まで勝ち進みましたが、決勝は中村倫也選手との日本人対戦になり1RKO負けを喫してしまいます。わずか33秒での決着でした。

そこで潰えたかに思えたUFC出場への夢でしたが、中村倫也選手相手に1Rから積極的に打撃で攻めた風間選手のファイトスタイルがUFCから評価され、準優勝の風間選手もUFCと契約を結ぶこととなり、今回がUFCデビュー戦となります。

負けてからのUFC契約という過去に例が少ないケースなので、その分今回の試合にかける気持ちが大きい選手だと思います。

ギャレット・アームフィールドのプロフィール

名前ギャレット・アームフィールド
出身地アメリカ
戦績11戦8勝3敗
年齢26歳 (1996年10月9日生まれ)
身長168cm (リーチ178cm)
ファイターになる前の仕事レストランのウェイター

Fighting Alliance ChampionshipというUFC FIGHT PASSと契約している団体のバンタム級チャンピオンです。タイトルマッチで1RKO勝利を収めた試合が評価され、UFCとの契約を掴み取りました。

その他、ブラジリアン柔術紫帯・テコンドー黒帯の資格も有しており、打撃でも寝業でも戦えるオールラウンダーである事が見て取れます。

今回がUFC2戦目になるんですが、前戦はなぜかフェザー級でデビッド・オナマ選手と対戦し、一本負けを喫しています。

UFCデビュー前はずっとバンタム級で試合を行っていたみたいなんですが、今回がUFCでは初めてのバンタム級での試合となるようです。

中村倫也 x ファーニー・ガルシア (バンタム級)

中村倫也のプロフィール

名前中村倫也
出身地日本・埼玉県
戦績7戦7勝0敗
年齢28歳 (1995年3月23日生まれ)
身長170cm
所属フリー(元LDH martial arts)

レスリングU-23世界選手権優勝などレスリング選手としての華々しい実績を携え、2021年にプロデビュー。

父親が総合格闘技ジム「PUREBRED大宮」の主宰であり様々な格闘家と交流があったことから、子供の頃からRIZINで活躍する山本美憂選手からレスリングを習うなど、幼少期から格闘技エリートとして育ちました。

総合格闘家としてはABEMAで放送された「格闘DREAMERS」というLDH martial artsとの契約をかけた格闘オーディション番組に、既にLDH所属ながらも自ら志願し出演。番組内のオーディションの最終審査となった試合では既にプロとして活躍していた新井拓巳にわずか43秒でKO勝ちし、契約継続を勝ち取り注目を集めました。

満を持してのプロデビュー戦は、修斗で対戦相手は論田愛空隆選手。格闘DREAMERS出身選手という事で注目された一戦でしたが、プロとして十分な経験を持つ論田選手相手に危なげなく2R一本勝利を飾りました。

その後も修斗で連勝を重ね、2022年にRoad To UFCに出場。1回戦から決勝戦まで、全ての試合で1Rフィニッシュという脅威的な戦績を残し優勝し、UFCとの契約を勝ち取りました。

今回がUFCデビュー戦となります。

ファーニー・ガルシアのプロフィール

名前ファーニー・ガルシア
出身アメリカ
戦績13戦10勝3敗
年齢31歳
身長170cm
ファイターになる前の職業銀行員

現在31歳のファーニー・ガルシアですが、つい最近まで銀行員として働いていたというユニークな経歴を持つ選手。
 2021月10月6日に行われたダナホワイトコンテンダーシリーズに出場し1RKO勝利を収め、UFCとの契約を勝ち取りました。

しかしUFC参戦後は2連敗と苦戦中。ボクシングスキルは高く評価されているものの、グラップリングやスタミナ面においてまだ課題が多いと言われているようです。

相手が得意とする打撃で勝負をするのか、テイクダウンを狙い自分が優位なグラップリングで確実に試合を運ぶか、中村選手がどういう作戦を取るのかにも注目です。

ジュニア・タファ選手も参戦

日本人選手が注目される今大会ですが、RIZINでスダリオ剛選手に1RKO勝利したジュニア・タファ選手も出場します。

RIZINでの試合直後、バックステージで「パチンコいくぞー!」と嬉しそうに叫んでいた選手です。2022年の年末と結構最近の試合なのでまだ覚えている方も多いんじゃないでしょうか。その後UFCでウェルター級チャンピオンのカマル・ウスマン選手の弟のモハメド・ウスマン選手と対戦し判定負けを喫してしまい、今回が再起戦となります。こちらも要注目です!

UFCファイトナイト・シンガポール2023年08月26日(土曜日)日本時間18時にプレリムが開始、日本時間21時からメインカードを実施する予定です。木下選手と風間選手の試合がプレリムで、中村倫也選手とジュニア・タファ選手の試合はメインカードです。

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