2024年1月8日開催堀口恭司トークショーレポ

2024年1月8日開催堀口恭司トークショーレポ

2024年1月8日東京秋葉原で開催された、堀口恭司選手の書籍「EASY FIGHT」刊行記念イベントのトークショーに参加したので、内容をまとめてみました!

幻冬舎の編集者さんがインタビュアーとなり、大晦日RIZIN45の対戦相手神龍誠選手について、U-NEXTで配信された山本KIDさんのドキュメンタリーについて、そして新婚生活についてなどなど、興味深い質問が盛りだくさんのトークショーでした。

1. RIZIN45の対戦相手 神龍誠選手について

Q、フェイスオフで何か話していたように見えましたが、何を話していましたか?

フェイスオフでは「大丈夫?」って聞きました。煽りじゃなくて、ガチガチに緊張してたから普通に心配で!

Q、試合前は、7月の試合を振り返って『あそこで止めるなんてファイターじゃない』という発言もありましたが、今は神龍選手に対して何か思うことはありますか?

戦った今は、あの時よりはファイターとして認めています。
7月の試合ではアイポークもありましたが、少しビビってるのもあって途中でやめる選択をしたんじゃないかなと自分は感じていました。

Q、実際戦ってみて神龍選手の印象は変わりましたか?

基本的に想定の範囲内でしたが、強いて言えばブリッジがうまいと思いました。
自分がトップコントロールしてる時に何度か返されて、そこは面食らいました。フィジカルがあるというよりは、タイミングがうまいなと思いました。
1Rでフェイントを入れた時、神龍選手がタックルしてきて押し込まれてる時は、「力使ってくれてありがとうございます」って感じで、わざと力を使わせてる感じでした。
2Rはリズムを変えようと打撃から入りました。
全ての局面練習で経験済みなので、何が起こっても焦ることなく全体的に落ち着いて対応することができました。

もし自分が神龍選手なら、極めがないことが敗因だと反省すると思います。組んだ時に上になるのとかは上手かったですが、その先がないから怖さを感じませんでした。
ATTに来たらいいのにとは思ったけど、来たくないならそれはそれでいいんじゃないかなと思います。

Q、2ラウンド目、堀口選手が神龍選手に背を向けてコーナーポストの方に歩いたシーンについて、効かされていたのでは?と言われていますが、どうでしたか?

いえ!全然パンチもらってないので効いていませんでした。
単純に自分がパンチを空振りしてしまって、その勢いのままちょっと歩いちゃっただけです。

2. トラッシュトークに対するネットの反響について

Q、今回は珍しく堀口選手がトラッシュトーク的な発言をされたことから、これまでほとんど見たことのなかった『アンチ堀口』的な反響もありましたが、、

そうなんですか?(笑)あんまり反響気にしてないのでよくわかりません。
ネット上であーだこーだ言われてるのを知って反論しようかな?と思ったこともあるけど、反論するほうがダサいか、と思い直してやめました。アンチ的な意見も含めてファンの中で盛り上がってくれたらそれはそれでいいかなと思ってます。

Q、今回トラッシュトークに乗ったのはなぜですか?

やっぱりメインカードだし、注目して欲しいと言う気持ちもありました。
もちろん格闘技ファンは神龍選手が強いということも知っていて、このカードに興味を持ってくれていたと思いますが、あまり格闘技に詳しくない一般層にも興味を持ってもらえたらと思って盛り上げるためにトラッシュトークに乗りました。
あとは、『ぶっころす!』とか言われて普通にムカついたのもあります。
他の選手と比べて自分は“アスリート”って感じがあるのか、ちゃんとした人というイメージがあるかもしれませんが、自分も人間なのでムカつく時は普通にムカつきます!
ただトラッシュトークに乗ったつもりが、こっちが言い返したら神龍くん黙っちゃったのであれれ?って感じでした。

3. UFC参戦について

Q、『取ったことのないベルトを取りたい』とういう発言がありましたが、UFCの現フライ級王者パントージャ選手に勝てる自信はありますか?

UFCに行きたいということは榊原さんにも直接話しています。
パントージャにも勝てると思ってます。でも同じATT(アメリカントップチーム)の仲間同士なのでできることなら戦いたくはないです。
自分が挑む時にはチャンピオンが別の人に変わってて欲しいなと思っています。
でもATTは人数が多いのでヘビー級とかは全然ATT同士で試合してますし、やりたくはないけれど目指すところが同じであれば仕方ないことなので、もちろん組まれればパントージャとでもやります。

Q、日本人のUFC選手達について、チャンピオンになれそうだな!と思う選手はいますか?

誰でも可能性はあると思ってます。平良くんりんやくんとか、他はあんまり詳しくないですが、みんなありえると思ってます。

4. 山本KID vs 堀口恭司の試合予想/U-NEXTのドキュメンタリーについて

Q、もし山本KIDさんと堀口選手が戦ったらどうなると思いますか?

KIDさんと戦ったら自分が負けると思います。まず階級が違うし、パワーとか身体能力もKIDさんの方が上だと思います。

Q、堀口選手もキッドさんもスピード感のある試合が印象的です。もし2人が戦ったら動きの多い試合になりそうですね
KIDさんは70キロくらいの大きな相手と戦う時は相手を動かすために動き回りますが、自分みたいな小さいサイズ感の相手と戦うときはあんまり動かない気がします。
なのでもしもKIDさんが自分と戦ったらテイクダウンして来るんじゃないかと思います。

Q、テイクダウン来られたら堀口選手はどうしますか?

走って逃げますね(笑) 怖いとかじゃなくて、師匠なので戦いたくないなと思います。

Q、U-NEXTで山本KID選手のドキュメンタリーが配信されてますが、観てみてどのように感じましたか?

あの話し方とか、懐かしいなーと思って観てました。
本当に尊敬している人なのでまた会いたいなあとか思いました。あとはまぁ、いろいろ思うところはありました。(笑)

5. 新婚生活、川村那月さんについて

Q、奥さんは堀口選手の書籍「EASY FIGHT」読まれましたか?

本は買ったけどまだ読んでないって言ってました。

Q、韓国旅行で思い出に残ったことはありますか?

新婚旅行で韓国に3泊4日行ってました。ずっと減量していたのもあってご飯がとても美味しかったです。

Q、結婚指輪は2023年3月に開催されたベラトールハワイ大会(Bellator 295)の時に購入されたんですか?

はい。ハワイ大会の時川村さんもハワイに来ていて、そこで一緒に買いました。

Q、喧嘩したことはありますか?

喧嘩というほどのことはまだないです。向こうがワーっと言ってくることはあるけど、『うん、うん』と静かに聞きつつ受け流すタイプです。『話聞いてないでしょ!』とバレて怒られることもありますが、そういう時は真っ直ぐ目を見て『聞いてるよ』と言うと丸く収まります。

トークショー感想&書籍「EASY FIGHT」について

秋葉原駅前の書泉ブックタワーにて行われたトークショーに運よく当選し、「ぜひSNSやネット拡散してください!」とのことだったので、覚えている内容をレポとして残してみました!
トークショーの中でお話されていた、「とにかく難しく考えない。『この試合の意味とは?』なんてこと考えてる暇があれば練習する」という言葉がとても堀口選手らしく、印象に残りました。

書籍「EASY FIGHT」の中でも「難しく考えないこと、やるべきことにただ集中すること」の大切さについて、堀口選手の幼少期からUFC、RIZIN、BELLATORへの参戦、そしてTOP BRIGHTSの旗揚げなど現在に至るまでの具体的なエピソードと共に語られています。
実際にここまで結果を残してきた堀口選手が言うと説得力がありますよね!
アントニオ猪木の名著「馬鹿になれ」を思い起こさせるという声もあるようです!

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数日中にTOP BRIGHTSのメインカードが発表される予定とのことだったので楽しみに待ちましょう!
TOP BRIGHTSの旗揚げ、UFC参戦宣言など、2024年も堀口選手から目を離せない一年になりそうな予感です!


※ニュアンスが違うところや間違っているところがあればお問合せかTwitterからご意見いただけますと幸いです。

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