2024年RIZINデータまとめ

2024年RIZINデータまとめ

今回は年間フィニッシュ率、年間最多出場選手など、2024年のRIZINにまつわるデータをまとめてみました。

1、2024年の大会一覧

2024年に開催した大会は計8大会でした。

実施日時大会タイトル開催場所入場者数会場試合数
2024/02/24RIZIN LANDMARK 8佐賀7,758SAGAアリーナ14
2024/03/23RIZIN LANDMARK 9兵庫8,498神戸ワールド記念ホール14
2024/04/29RIZIN.46東京未公表有明アリーナ10
2024/06/09RIZIN.47東京12,576国立代々木競技場第一体育館9
2024/07/28超RIZIN.3埼玉48,117さいたまスーパーアリーナ11
2024/09/29RIZIN.48埼玉11,247さいたまスーパーアリーナ11
2024/11/17RIZIN LANDMARK 10愛知未公表ポートメッセなごや15
2024/12/31RIZIN DECADE埼玉23,012さいたまスーパーアリーナ22

※大晦日のRIZIN49と雷神番外地は「RIZIN DECADE」として1大会として扱います

2020年~2024年の5年間の大会数をみると、1年間の平均大会数は8.8大会。
2024年は比較的平均的な大会数であったと言えます。

2020年:5大会
2021年:9大会
2022年:13大会
2023年:9大会
2024年:8大会
→5年間平均 8.8大会

2、大会フィニッシュ率ランキング

2024年8大会の合計試合数は106試合、内65試合がKOまたは一本のフィニッシュ決着。
年間トータルのフィニッシュ率は61.3%でした。

最もフィニッシュ率が高かった大会は、11月17日開催のRIZIN LANDMARK10
なんと15試合中11試合が完全決着でした。
メインのケラモフVS摩嶋を筆頭にスピード感のある試合が多かった印象があります。

実施日時大会タイトル試合数(T)KO数一本数フィニッシュ率
2024/11/17RIZIN LANDMARK 10(メイン:ケラモフVS摩嶋)158373.3%
2024/09/29RIZIN.48(メイン:サトシVSグスタボ)115372.7%
2024/06/09RIZIN.47(メイン:堀口VSペティス)92466.7%
2024/02/24RIZIN LANDMARK 8(メイン:グスタボVS堀江)145464.3%
2024/07/28超RIZIN.3(メイン:朝倉VS平本)116163.6%
2024/04/29RIZIN.46(メイン:鈴木VS金原)105160.0%
2024/03/23RIZIN LANDMARK 9(メイン:サトシVS中村)146150.0%
2024/12/31RIZIN DECADE(メイン:鈴木VSクレベル)228350.0%
2024年合計106452061.3%

3、最速フィニッシュ選手ランキング

1位、21秒:サトシVSグスタボ戦

2024年最速でフィニッシュした試合は、サトシVSグスタボ戦(2024年9月29日RIZIN.48)。
サトシ選手が、なんと1R21秒でTKO勝ち(左ストレートからのパウンド)を収め、RIZINライト級王者の圧倒的な強さを見せつけました。
ホベルトサトシソウザ選手は2024年計3試合していますが、そのいずれもが1R決着でした。
UFC出場も視野に入れているという発言もあったサトシ選手。2025年も目が離せません。

2位、26秒:矢地vs桜庭

2位は大晦日に行われた桜庭大世選手のデビュー戦(2024年12月31日RIZIN49)。
日本総合格闘技界のレジェンド桜庭和志選手の長男として注目されていた桜庭大世選手。
柔道バックボーンにも関わらず、デビュー戦でまさかのTKO勝ちを収めました。

3位、32秒:ケラモフVS摩嶋

こちらも1位と同じく大会メインイベントでの一戦(2024年11月17日RIZIN LANDMARK 10)。
開始32秒ケラモフ選手の右フックからのグラウンドでの肘打ちでTKO勝ちとなりました。
あまりにあっと言う間の結末に、摩嶋選手の寝技の攻防をもう少し見たかったとの声も多く見受けられました。

3、RIZIN最多出場選手ランキング

1位、4回:鈴木博昭選手

1位は鈴木博昭選手
2月の2024年の第一大会から出場し、年末のRIZIN DECADEにも出場。2024年合計4大会で試合を行いました。
※大晦日BLACK ROSE軍として安井飛馬選手と対戦する「黒薔薇くん」は、鈴木選手とは別人とのことですが、限りなく似ているためここでは同一人物としてカウントします。

2位、3回:11名

2位は年間出場数3回の以下の11名でした。

・矢地祐介
・摩嶋一整
・久保優太
・武田光司
・ホベルト・サトシ・ソウザ
・神龍誠
・カルシャガ・ダウトベック
・芦澤竜誠
・宇佐美正パトリック
・ラジャブアリ・シェイドゥラエフ
・秋元強真

4、「RIZIN」が検索されたタイミング

2024年、RIZINはどのくらい注目されたのでしょうか。
「RIZIN」というワードがいつどのくらい検索されたのか、Googleトレンドで検索ボリュームを見てみました。
(※期間中一番多く検索された時点を100とした場合の数字)

次にこれを大会ごとにまとめてみました。(※大会開催日を含む1週間の検索ボリューム)

1番多く検索されたのはやはり年末のRIZIN DECADEのタイミングであったことがわかりました。
2番目に検索されたのは7月末開催の超RIZIN3。朝倉未来選手と平本蓮選手の試合が大きな話題を呼びました。

5、2024年RIZINファンが課金した金額

2024年、RIZINファンはどれだけRIZINに課金をしたのでしょうか。
一年間の大会をすべて観た場合、どのくらいの費用が掛かったのかをまとめました。
8大会をすべてPPVで見た場合の必要経費は年間¥43,500
8大会すべて現地で観戦した場合のチケット代は年間¥100,400ということがわかりました。(最安チケットの場合)

実施日時大会タイトルPPV金額チケット(最安値)
2024/02/24RIZIN LANDMARK 8¥5,000¥8,000
2024/03/23RIZIN LANDMARK 9¥5,000¥16,500
2024/04/29RIZIN.46¥5,000¥11,000
2024/06/09RIZIN.47¥5,000¥11,000
2024/07/28超RIZIN.3¥6,500¥15,400
2024/09/29RIZIN.48¥5,000¥11,000
2024/11/17RIZIN LANDMARK 10¥5,000¥11,000
2024/12/31RIZIN DECADE¥7,000¥16,500
2024年合計¥43,500¥100,400

RIZINのPPVについては、2020年以降金額が上がったことで定期的にPPV代が高いということがSNSでも話題になりますが、4万円程で1年間楽しめると思うと趣味としては安いような気もします。

以上2024年のRIZINデータまとめでした。