【UFCで学ぶ英会話】格闘技観戦時に便利な英単語を紹介!

【UFCで学ぶ英会話】格闘技観戦時に便利な英単語を紹介!

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タグ:UFC

日本人選手が多数出場するRoad To UFC Season3や平良達郎選手が初のメインを務めるUFC Fight Night 242など、日本の格闘技ファンにとって楽しみな海外イベントがたくさん予定されています。
UFCのライブ映像には日本語実況がありますが、YouTubeで配信されるインタビュー映像などには和訳がないこともしばしば。

実況やインタビューなど格闘技の話題においてよく出てくる言葉を覚えておくと、より一層楽しめるかもしれません。
この記事ではUFCを見ているとよく出てくる英語をいくつかご紹介したいと思います。
最近UFCを見始めたという方や、これから見てみたいという方は是非参考にしてみてください!

GOAT:史上最高

GOAT(ゴート)は「Greatest Of All Time」の頭文字を取ったスラングで、「史上最高」という意味があります。
Goatは直訳するとヤギという意味なので、「He is 🐐」のようにヤギの絵文字を使って表現されていることもあります。

例: 「The GOAT conversation is virtually always the same 4 guys: Jon Jones, Anderson Silva, Demetrius Johnson, and GSP.」
訳: 「史上最高の選手についての話題となると、いつも同じ4人の話になる。ジョン・ジョーンズ、アンデウソン・シウバ、デメトリアス・ジョンソン、そしてGSPだ。」

Prospect:若手有望株

「Prospect(プロスペクト)」は直訳すると「見通し、可能性、将来性、成功の可能性」という意味です。
格闘技界隈においては「将来性のある若手有望株」というような意味で使われています。

例: 「Tatsuro Taira is one of the biggest prospects out of Japan」
訳: 「平良達郎は最も有望な日本人選手の中の一人だ」

Favorite/Underdog:下馬評有利/不利

Favorite(フェイバリット)は「下馬評有利だと言われている選手」、Underdog(アンダードッグ)は「下馬評不利だと言われている選手」を指す言葉です。UFCではベッティングのレートが算出され、試合前に公式に下馬評(ファンによる事前予想)が発表されます。
日本ではスポーツベッティングが違法であり公式にFavoriteやUnderdogを発表する習慣がないため、これは海外団体特有の文化と言えるかもしれません。

例: 「He cashes as a pretty big underdog」
訳: 「彼は大穴を当てた」

and still/and new:王者防衛成功/新チャンピオン誕生

UFCを見ているとタイトルマッチが判定になった時、UFCの名物リングアナウンサーブルース・バッファーが勝者を発表する際に、「aaaaaaaaaaaaaaaaaand…….」と一旦溜めてから、「New !!」もしくは「Still !!」と叫び、判定結果を発表しています。
「Still」は王者が防衛に成功したことを、「New」は新しいチャンピオンが誕生したことを意味します。

例: 「The judges score the contest, 29-27, 29-27, and 29-26 for the winner by the unanimous decision, aaaaaaaaaaaaaaaaaaaand…….STILL!!」
訳:「29-27,29-27,29-26、以上全会一致により勝者、現チャンピオン!!」

Undefeated/Undisputed:無敗/絶対的な

「undefeated(アンディフィーテッド)」は「無敗」、「undisputed(アンディスプューテッド)」は「議論の余地のない、誰もが認める」という意味で、「undisputed champion」は「絶対王者」というニュアンスで使われます。

例:「The undefeated and undisputed UFC Lightweight champion of the world, Khabib “The Eagle” Nurmagomedov!!」
訳:「無敗で疑いの余地のないUFCライト級チャンピオン、ハビブ・ヌルマゴメドフ!!」

Number One Contender:タイトルマッチに一番近い選手

「Contender(コンテンダー)」は「競争者」という意味で、UFCで使われる時は「チャンピオン以外の選手」という意味があります。「Number One Contender」は「チャンピオン以外で一番の選手」という意味になり、次のタイトルマッチに一番ふさわしい選手、というニュアンスがあります。

例: 「Arman Tsarukyan is clear Lightweight number one contender, and he definitely deserves a title shot」
訳: 「アルマン・ツァルキヤンは間違いなくライト級の1位だし、絶対タイトルマッチにふさわしい」

PFP(Pound For Pound):パウンドフォーパウンド

PFPは全階級で体重差のハンデがない場合、誰が最強であるかを指す称号のことを指します。これは日本の格闘技ファンの間でもよく使われていますね。

例: 「No doubt that Islam is the #1 PFP!!」
訳: 「イスラムがパウンドフォーパウンドNo.1であることは間違いない!」

まとめ

MMAでは技の名称(リアネイキッドチョーク・アームロック・エルボー)など、日本語でも英語がそのまま使われているボキャブラリーが多いので、UFCの実況などを聞いていると英語の知識がなくてもなんとなく理解できる部分もあるかもしれません。
UFC観戦のついでに英語の勉強をしてみるのもおすすめです!